医療連携について
皆さんこんにちは! 歯科医師の川井です!本格的な冬の到来を感じる寒い日が続いてますが皆さま如何お過ごしでしょうか?
今回は歯科医院の役割の中で、地味ですが、とても大切な医療連携を紹介しようと思います。
患者さんの中には、お身体の不調で普段からお薬を飲まれてる方もいらっしゃいます。
お薬の中には歯を抜歯する際や治療時に特別な注意が必要な物も含まれています。
服用中の薬と全身疾患を事前に把握し、各科の主治医のお医者さんに歯の抜歯や治療をしても大丈夫かどうかを問い合わせさせて頂き、確認する必要があります。
糖尿病、骨粗鬆症、高血圧、心臓病、関節リウマチなどの全身疾患に対して、麻酔薬の2%キシロカイン(1/8万エピネフリン添加)を使用して処置するため、歯科治療をしても差し支えのない体調なのか?
血圧、心臓の状態、血糖値(HbA1c)のコントロール状態の把握や抗生剤の使用に関して主治医の先生に確認を行います。
いつも各科の主治医の先生より、丁寧な返信を頂き、大変心強く、とても感謝しています。
こうした確認を怠ると、お口の中だけでなく、全身に悪い影響を与えかねない事になるかもしれません。
また、上記画像でも説明していますが、歯周病治療・定期クリーニングが全身の健康に深い関わりがあることが数多くのデータで報告されています。
例えば、当院の患者さんで掌蹠膿疱症でお困りの患者さんが、皮膚科の主治医と連携させていただき、歯周病治療を行う事で完治したというケースもあります。
今後も、山下スマイル歯科では医療連携を行い、患者さんの全身状態もしっかりと把握しながら、安心安全な歯科治療治療を行います、また、全身の健康に貢献できる歯科医療を追求してまいります。