フィンランド予防歯科研修ご報告
予防歯科センターを目指す、山下スマイル歯科 院長の山下圭造です。
フィンランド予防歯科研修から戻ってまいりました!!
研修内容を何回かに分けて報告いたします。
11月18日に成田を出発し、約12時間かけて
ヘルシンキ経由でフィンランドのラップランド州ロバニエミに到着しました。
(ウィキペディアより)
ロヴァニエミ (Rovaniemi) は、フィンランド北部のラッピ州(ラップランド州)にある都市。
ラッピ州の州都であり、またラッピ州の経済の中心でもある。
北極圏のすぐ近くに位置している。
2006年1月に周辺の町を合併し、面積8,016 km2の広大な市となった。人口約6万人。
前半はこの北極圏近くの町でカウコ・マキネン名誉教授・ペンティ・アラネン名誉教授など、
専門書や論文で接してきた先生方に講義を受け、直接質問をするというすばらしい経験をしました。
具体的には、フィンランドでの研究から世界に広がったキシリトールを利用した
虫歯予防法・虫歯菌の子育て感染の予防法・不正咬合の予防・乳幼児期の虫歯予防の研究・
食べ物と口腔衛生などを研究結果のデータを交えて詳しく聞くことができました。
その一つ一つの研究が世界の予防歯科の常識を塗り替えた内容であり、
さらにフィンランドを含め世界で応用され実証された内容でした。
今回得た多くの情報を分かりやすく患者様にお伝えし、
無理なく継続できる予防歯科の習慣をコンサルテーションするために、
選択肢が増えたことを参加した4人で実感できました。
また、今回日本から参加された、日本の予防歯科を代表する先生方や
熱心な歯科衛生士さんを交えての話し合いも本当に勉強になりました。
さらに患者様の健康な人生に貢献できる歯科医院へ前進できたフィンランド海外研修でした。
写真はロバニエミに到着直後の写真です。マイナス3度、6時なのに真っ暗闇でした。