フィンランドのスキー選手
こんにちは。
山下スマイル歯科の勤務医:内田 陽子です。
寒くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
う蝕予防海外研修(フィンランド)から戻り、山下スマイル歯科で、また診療出来ることを嬉しく思っています。
フィンランドでは、キシリトールの発見(1960年代)~今日まで、色々な研究が行われています。
1・2日目は、その精密なデータに基づいて、各分野の専門の先生方から、様々な予防方法を学びました。
今でも、新しい研究を行っているので、予防方法は今後も日々進化していくことでしょう。
その後、3日目は、保健センターと、フィンランドの歯科診療所の見学に行きました。
その保健センターで、ある14歳の女の子と出会いました
今でも、彼女との会話がとても印象に残っています。
彼女は、14歳のスキー選手で、2歳から、定期的に保健センターを訪れ、治療ではなく、
予防(健康な歯を維持すること)をしているのです。もちろん、虫歯ゼロです。
『友達も虫歯はないのですか?』と聞いてみると、『もちろん!!』。
運動選手にも関わらず、スポーツドリンクや砂糖の入った飲み物は飲まず、
キシリトールを、毎日摂取していました。それが、習慣のようです。
また、『保健センターに来るときの気持ちは、どんな気持ちなのですか?』と、聞くと
『Ilike!! だって、痛くないし、先生に会えるし、楽しみにしているのよ』と、笑顔で答えていました。
あの時の彼女の笑顔は最高でした
実際の現場をみて、虫歯は感染症なので、
虫歯菌を早いうちからコントロールすれば必ず防げることを再確認し、
日本のかわいい子供たちのお口の健康を守っていきたいと思っています。
そのための第一歩として、虫歯ゼロを目指しているお母様方に、
今まで学んできたことをお話できればと思っております。
是非、ご期待下さい。